[メイン] GM : ・序章 オモテ
あなたは、ニュース、もしくは噂話等で、近頃謎の行方不明事件が続出していることを知る。
この事件は数ヶ月間、ひっきりなしに続いており、姿を眩ませた者を発見したという報は一度もない。
そんな中、あなた達の持つ携帯、パソコン、あるいはそれらに類似する端末にメールが送られてくる。
「おふろで だるまさんがころんだ してね」
送信者は一切不明、その一文以外一切の情報の無い、不気味で簡素なメールであった。
あなたは、しかし何らかの理由により、その方法を実行してみる。
すると、意識が朦朧とし……。
→序章 ウラへ

[メイン] ネツァク :  

[メイン] ネツァク : あーーーーー。

[メイン] ネツァク : ベッドに逆さになったままスマホを弄っている。

[メイン] ネツァク : その様子は如何にもけだるげで、やる気のない様子。
目には隈も出来ており、寝ればいいのに目線は液晶に写したまま。

[メイン] ネツァク : その液晶が照らすものにはメールが。
曰く、「おふろで だるまさんがころんだ してね」
というものが届いている。

[メイン] ネツァク : なぜこんなメールが届いたかは分からない。
友人の友人のそれまた友人が消えた、という噂を聞いたからだろうか。

[メイン] ネツァク : そのメールをどう思ったかというと、特に何も。
恐怖も何もない。ただ一つ、考えが思いついただけ。

[メイン] ネツァク : 普段と違う事すれば眠気もでるんじゃないの。

[メイン] ネツァク : 運が良かったら長時間ずーっと寝れるかもな。

[メイン] ネツァク : 眠気からか少しわからないようなことを考えながら。
そのメールに書かれたことを試すために、風呂場へと。

[メイン] ネツァク :  

[メイン] ネツァク : あーーーーーー。

[メイン] ネツァク : ねっむ。

[メイン] ネツァク :  

[メイン] フェイト・テスタロッサ :  

[メイン] フェイト・テスタロッサ :  

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 微かに肌寒くなる季節

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 私の町には、その寒さと共に暗い噂が吹き荒びます

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 謎の行方不明事件、数か月前から続くソレにどうにも嫌な想いを募らせますが

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 結局誰も戻ってきてないし、足取りもなくただ事件は続いていて

[メイン] フェイト・テスタロッサ : ジワジワと、仄暗い物に囲われていくような閉塞感を感じながら、今日も家に着きました

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 「お帰りなさい…」
と、返事のあるはずないと知っていながらも声を掛けると

[メイン] フェイト・テスタロッサ : ポコン
返事の代わりに電子音が一つ

[メイン] フェイト・テスタロッサ : ふとポッケから携帯を出すと

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 差出人不明の一つのメール

[メイン] フェイト・テスタロッサ :  

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 「おふろで だるまさんがころんだ してね」

[メイン] フェイト・テスタロッサ :  

[メイン] フェイト・テスタロッサ : ガラガラと、風呂場の扉を開けると白い湯気が広がります

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 肌寒さを微かに和らげてくれるそれに、少し頬を赤らめつつ

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 湯で体を流して、椅子に座り

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 一通り体を洗ってから、目を閉じて

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 「だーるーまーさーんーがー…」

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 「転んだ」

[メイン] フェイト・テスタロッサ : そう唱えると、振り返る間もなく

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 私の意識が、するりと────

[メイン] フェイト・テスタロッサ :  

[メイン] フェイト・テスタロッサ :  

[メイン] フェイト・テスタロッサ :  

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド :  

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : ……数々報告が上がる行方不明の知らせ
それに付き添うかのように、この怪談も流れてくる

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : 条件は不明瞭だが、“ある行為”それをすると。行方不明になってしまう

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : ……この道に通ずる者達、あるいは。偶然知った者。噂だけを縁にと便りを寄越す者が増えてきている

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : 「息子が行方不明になってしまいました、どうか連れ戻してください」

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : 「大切な友人と連絡が取れなくなって、家に探しに行ったら……奇妙な事が書いてあるメールがあった」

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : 「………」
鉄仮面が、次の瞬間大きく歪む

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : 「おかあさんをさがして」

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : 拙い文字で書かれたソレを目にした途端、怒りで理性が吹き飛んだ

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : 挑戦状のように送り付けられたメールを睨み付け、用意を整えて風呂場へと向かう

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : 風呂は念の為に沸かしておいた、今回に限り仮の物を設置している

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : 白き湯気の揺蕩う、曇り始める硝子を睨み付け

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : ───武器を構え、殺意を露わに

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : 一言を放った瞬間、一刀を放ち首を落とす。

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : 「だるまさんが、ころんだ」
鏡を睨みつけたまま

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : 刀を抜き放────ッ!?

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : 途端、消え失せる意識。
殺意に塗り固められた脳裏が強制的にホワイトアウトする

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : ……そうして、白露の中。黒衣の男は崩れ落ちた

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド :  

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド :  

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド :  

[メイン] GM : ・序章 ウラ
気がついたら白装束姿で、「学校」の教室にいたあなた。
周りを見渡すと、他にも、全く同じ衣装の様々な人が数十名程度いた。
また、窓の外を眺めると、まるで血染めのように真っ赤な夕暮れの景色が一面に広がっており、黒い建物のようなものや、人影が遠くで陽炎のように蠢いていた。
そして、黒板には「みんなで たのしく だるまさんがころんだ」と拙い字で書かれていた。
何が何だか分からないあなた達は、互いのことについて教え合い情報を整理することにした。
→第1章 オモテへ

[メイン] GM :  

[メイン] ネツァク : ぱちり。

[メイン] ネツァク : 目を覚ます。

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 不意に、目が覚める

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 暖かい感覚は無くて、そこは風呂場では無くて

[メイン] ネツァク : 「ん、ん~~~~……」
眠気眼をこすりながら、体を起き上がらせて。

[メイン] ネツァク : よく眠れなかったな。

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : 目を覚ます

[メイン] ネツァク : そう思いながら辺りを見回すと、そこは自分の知っている場所ではない。

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : 「……奇襲は、失敗したか」
拳を握り、悔いを呟く

[メイン] ネツァク : あーーーーー?ああ、そっか。

[メイン] ネツァク : 夢の中ってほど寝れてるわけじゃない。
それは最近の生活をしてわかっていることだ。

[メイン] ネツァク : つまり、ここは。

[メイン] ネツァク : ”怪奇”の中。

[メイン] ネツァク : となると目的は一つ。
この怪奇から抜け出ることだ。

[メイン] ネツァク : 「すみませんおにーさん、お嬢さん」

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : 状況を並べていけば……いつの間にやら着替えさえられた白装束。血を塗り固めたような空の色

[メイン] ネツァク : 近くにいた同じ服装をした二人に声をかける。
片方はいかつい男性。
片方は対照的に小柄な女の子。

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : ……どうやら、依頼人の創作対象はいないらしい。

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : 「……俺に話しかけているのか?」

[メイン] ネツァク : 「そうですよ、こんにちは」

[メイン] ネツァク : ぺこりと頭を下げる。

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : 「……こんにちは」
小さく礼をする

[メイン] ネツァク : そう言いながらちらりと窓を見る。

[メイン] ネツァク : うわあ真っ赤。しかも建物が凄いことになってるし。
あんなのに巻き込まれたくないし、さっさと出たいなぁ……

[メイン] ネツァク : 「はい、んでええっと」

[メイン] ネツァク : 「……ここ、どこかわかります?」

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : 「……不明だ」

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : 「メールに書かれていた言葉……口には出さんが、ソレを風呂場で唱えた途端。この場所にいた」

[メイン] ネツァク : 「メール、メール、メール」

[メイン] ネツァク : 頭をひねって思い返す。

[メイン] ネツァク : ああ、そんなものあったような。
寝る前のことは記憶になくて困る。

[メイン] ネツァク : 「あれでしたか…となると…試したからここに呼ばれたことになるんですかねー」

[メイン] ネツァク : 「てか、あそこにきっちりと書かれてますしね」
目線を黒板に向ける。

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : 「……ふざけた真似をしてくれる」
まだ見ぬ怪異に対し悪態をつく

[メイン] ネツァク : 「……おや、なんだか気にしてる様子ですね」

[メイン] ネツァク : 自分とは対照的に何かに怒りをたぎらせているような彼に向いて呟く。

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 「…だるまさんがころんだ、ですか」

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : 「……ああ、その言葉だ」

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 生温い世界は分断されて、おかしな状況に巻き込まれたのがするりと感じられる

[メイン] フェイト・テスタロッサ : そして辺りの人数からして、これは…

[メイン] フェイト・テスタロッサ : "行方不明事件"の一端…?

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 「…ううん、と」

[メイン] ネツァク : 「んん~~~……」

[メイン] ネツァク : 明らかにほおっておくとこの元凶をつぶしに行こうともしてる男性一名。
そしてこの場に合わない少女一名。

[メイン] ネツァク : まあ、関わった手前だしなあ。
見捨てるのも性に合わない。

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 「このせいで、最近いっぱい人が居なくなってた…んですかね」
ちらりと二人を見て

[メイン] ネツァク : 「かもしれませんね、そして今もその中にいる」

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : 「……ああ、そうだろうな」

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 「と、なると…」

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 「…」
油断すれば、私もそうなる?

[メイン] フェイト・テスタロッサ : それに、これが"条件"なら

[メイン] フェイト・テスタロッサ : この二人と同じ、或いはもっと逞しい人だって巻き込まれてい無くなってたはずだ

[メイン] ネツァク : 「んで、この異変から逃れられて戻ってこれるかは僕ら次第、ですね」

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 「…気を付けましょう、って言っても…何があるかなんてわかりませんが」
険しい顔を解したくて、苦々しく笑う

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : 「……その通りだな」

[メイン] ネツァク : 「………」
その笑いを見て。

[メイン] ネツァク : 「まーそっすね、仲良くしません?こんな所で心細いかもしれませんけど、猶更」

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 「ええ、もしかしたら助け合えるかもしれませんから」

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 「それに、一応腕っぷしは自信ありますし?」
もう一度解そうと、今度はおどけてみせて

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : 「……ああ、このような男でも。お前達の離脱の助けとなろう」

[メイン] ネツァク : 「はは、そういう時があったら期待しますよ
僕見てわかるとおりへなちょこなんで」

[メイン] ネツァク : おどける様に笑って見せた。

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : 「……では、よろしく頼む」
全くの無表情で答える

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 「…はい!」
頼れそうな大男と、少しか細く見える男を見て

[メイン] ネツァク : 「んじゃあ、まずどういう事があったかっていうとですけど……」

[メイン] ネツァク : 三人はお互いのことについて話し合った。
一蓮托生、今は自分たちのことしか信用できないのだから。

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 隠す事は無く、今後の為に

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 彼らの為に、今渡せる全てを共有して

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : なるべく正確に、主観が混じらぬよう真剣に

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : 自分の持つ情報を惜しみなく提供した

[メイン] ネツァク : そして、未知に立ち向かうために。

[メイン] ネツァク :  

[メイン] GM : ・第1章 オモテ <侵蝕:1>
『だーるーまーさーんーがーこーろーんーだ』
突如、ゆっくりと、子どもの声の放送が流れる。
ざわつく教室内。耳にこびり付くようなその声に混乱し、パニックが起こる。
そして、その放送が最後まで言い終わり……
あなたは……
[全発生]
1.動く
侵蝕2/秘匿幕間追加
2.動かない
判定:精神

[メイン] GM :  

[雑談] system : [ フェイト・テスタロッサ ] 侵蝕 : 6 → 7

[情報] system : [ ネツァク ] 浸蝕 : 0 → 1

[情報] system : [ ネツァク ] ツナガリの数 : 0 → 1

[メイン] ネツァク : 発狂しまーす

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 発狂します

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : 発狂だ

[メイン] ネツァク :  

[メイン] ネツァク : ふ と あたま のなか がう すれ

[メイン] ネツァク : ねむ い ああ なにも かんが えたく ない
ああ  あーーー

[メイン] ネツァク :  

[メイン] ネツァク :  

[メイン] ネツァク :  

[メイン] ネツァク : 視えた。

[メイン] ネツァク :  

[メイン] ネツァク :  

[メイン] ネツァク :  

[メイン] ネツァク : 目を覚ます。
ああそうだ、今のは見えたものだ。

[メイン] ネツァク : …僕が完全に、またしっかりと眠れるようにするには。
不安の種を取り除くためには。

[メイン] ネツァク : これを解決しないといけないんだな。
それまでは、僕は寝ちゃいけない、寝られない。

[メイン] ネツァク :  

[メイン] ネツァク : でも眠いな。

[メイン] ネツァク :  

[メイン] フェイト・テスタロッサ :  

[メイン] フェイト・テスタロッサ :  

[メイン] フェイト・テスタロッサ :  

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 赤い光、白装束を着て、非日常の中

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 寒く、寒く、なのに痛いほど熱い怪の中

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 欠け落ちた心が、傷を抉られる心が

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 欠落を埋めるように、それを求めて脳裏に写す

[メイン] フェイト・テスタロッサ :  

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 彼と

[メイン] フェイト・テスタロッサ :  

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 彼らと

[メイン] フェイト・テスタロッサ :  

[メイン] フェイト・テスタロッサ : そうか

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 判った、その為に

[メイン] フェイト・テスタロッサ : この身を、"使おう"

[メイン] フェイト・テスタロッサ : そしたら、こんな辛さもなくなると知っているから

[メイン] フェイト・テスタロッサ :  

[メイン] フェイト・テスタロッサ :  

[メイン] フェイト・テスタロッサ :  

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド :  

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : 脳が怒りで満ちていく

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : 悪の意のままに犠牲が出る現状、容易く蹂躙される人々の安寧。悪辣にも程がある現状

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : なんだ、なんなのだその不条理は

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : なぜ、善が蹂躙されねばならん。地獄の如き苦難を味わうべきは貴様ら

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : 悪だろうが

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド :  

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : ああ、いいだろう

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : 正しき罰が、当然の通りが。あるべき因果が果たされぬというのなら

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : “俺がやってやる”

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : 待っていろ、貴様らに今教えてやる

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : 悪が蔓延る事など、断じて容認されぬ事を

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド :  

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド :  

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド :  

[メイン] GM : 突如、教室内に放送がかかる。

[メイン] GM : それは、あどけない子どもの声で

[メイン] GM : 『だーるーまーさーんーがー……』

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 「…ぁ」
幼い声に、聞きなれたものを感じて

[メイン] system : [ ネツァク ] 浸蝕 : 1 → 3

[メイン] ネツァク : 「っ、はは」

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 「…成程」

[メイン] GM : ネツァク、フェイト、ヴァルの他にいる人々も、この放送に反応し、ざわつく

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 「子供の遊び、ですが」

[メイン] ネツァク : 急な頭痛で、”寝ていられた”のに。
その放送で叩き起こされる。

[メイン] ネツァク : そして、ああ。

[メイン] GM : ある者はパニックを起こし、またある者は耳を塞ぎ、現実逃避をおこし、またある者は放送に耳を傾けている。

[メイン] フェイト・テスタロッサ : じゃあ、どうする?

[メイン] ネツァク : これは一度”視た”光景だ。

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : 「……元凶はアレか」
一気にスピーカーまで走り寄り、武器を振るう

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 誰の"為"になるのが良いのかな

[メイン] ネツァク : 「っ、よいっしょ」
重い腰を上げて。

[メイン] ネツァク : 「……うぉっと、ヴァルさん!?」

[メイン] GM : ヴァルの一撃により、スピーカーは破壊される。

[メイン] GM :

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 「わあっ」

[メイン] GM : この放送は学校内全てのスピーカーより流れている。

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : 「……対策はされていたか」

[メイン] ネツァク : 「……みたいっすね」

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 「…と、なると」

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 「普通に考えると、遊び通りに動かない方がいい気もします、けども…」

[メイン] フェイト・テスタロッサ : でも、それは、それは

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : 「……お前達は動くな」
硬い表情で止める

[メイン] ネツァク : 僕の”視た”映像だと、どうすればいいのかはわかる。そうだな。

[メイン] ネツァク : 「…申し訳ないですけどね」
一歩。

[メイン] ネツァク : 進む。

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 「…」

[メイン] GM : 『……こーろんだ』

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : 「俺が行く、犠牲者は一人でいい」
せめて、この事件を。

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 「…そうですか」

[メイン] フェイト・テスタロッサ : じゃあ、じゃあ

[メイン] フェイト・テスタロッサ : …私は、一緒に遊んであげるから

[メイン] ネツァク : 「いーや、これは僕が選んだことです」
眠い、眠い。
さっさとこの五月蠅い放送を終わらせてくれ。

[メイン] フェイト・テスタロッサ : スッと、そこに立ったまま

[メイン] ネツァク : 「……この主が満足するまで、手放してくれないんでしょうよ」

[メイン] ネツァク : 手放さないってことはつまり。
寝ることも許されないって事だろう。

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 「いってらっしゃい、ですね」
立ったまま二人を眺めて

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : 「……償いなどと、ほざくわけではないがな」
事前に防げなかった、無能として

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : 「来い」
大きく一歩踏み出した

[メイン] ネツァク : そのまま一歩、また一歩。

[メイン] GM :  

[メイン] GM : ・第1章 ウラ <侵蝕:2>
放送終了後……動いた者の体の一部が破裂する。
中には、そのまま死亡する者も……。
そしてさらに、その光景に耐え切れず絶叫し、連鎖的に体の一部が破裂する者までも。
辺り一面に血飛沫が舞う地獄絵図と化す。
大パニックの中、また子どもの声の放送が。
『はじめのいーっぽ』
その放送終了後は、泣き叫ぶ者、体を動かしてしまった者の体の破裂が起こることはなかった。
そして、生き残った者達の額に「壱」という文字が浮かび上がる。
→第2章 オモテへ

[メイン] GM :  

[メイン] GM : ブシャアアアアッッ!!!

[メイン] GM : 放送終了後に動く者達の、体の一部が吹き飛ぶ。

[メイン] GM : 中には、頭が吹き飛び、そのまま絶命する者も。

[メイン] ネツァク : 「……ッ…ぁ」

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : 「グッ……ガフッ」

[メイン] ネツァク : 腕が風に切り刻まれたかのように、ちぎれて。

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 「…あ、ああ…」
血しぶきが頬に

[メイン] ネツァク : 辛うじて、繋がってはいるけれど。
裂かれた服の間から赤いものが見える。

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : 全身の各所から、小さな爆発音が響いたかと思えば……

[メイン] ネツァク : 「フェイトさん」

[メイン] ネツァク : 「目を瞑って」

[メイン] system : [ ネツァク ] 浸蝕 : 3 → 5

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : 小さな穴が肉を抉り、血の噴水を作り出す

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 「…いえ、大丈夫ですよ」

[メイン] GM : 『……はじめのいーっぽ』

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 「"どんな"遊びがしたかったのか、ちゃんと見ないと」

[メイン] system : [ クリストファー・ヴァルゼライド ] 侵蝕 : 6 → 9

[メイン] GM : その放送後、「破裂」が起こることはなかった。

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 血に染まったまま、困ったように笑い

[メイン] ネツァク : ………強い子、というよりは…なんだか。
何かを持っているような感じで。

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : 「……無理はするなよ」

[メイン] ネツァク : 「そうですかぁ、でもお気をつけてくださいね」

[メイン] GM : そして、この阿鼻叫喚地獄の最中、動いてしまった者の額には
「壱」の文字が。

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 「それよりも…」

[メイン] ネツァク : そのまま膝を折り曲げて。
ぐったりと倒れ伏す。

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 「その傷は、大丈夫…」

[メイン] ネツァク : あーーーーーー冷たい床がきもちいい。

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 「あれ?額に、何か…」

[メイン] ネツァク : このまま寝れそう。
痛いのも忘れられそうだ。

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : 「……お前の額にも、何か見えるな」

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 「……いや、それより」

[メイン] ネツァク : 「ほーでふねぇ」

[メイン] ネツァク : 床に顔を付けたまま。

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 「痛みは大丈夫です?腕が真っ赤です…!」
振れないようにしつつ様子を

[メイン] ネツァク : 「……あー。」

[メイン] ネツァク : 「平気です平気、ヴァルさんの方が怪我してると思いますよ」

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : 「……俺は問題ない」

[メイン] ネツァク : 手当なんかされたらその間構ってもらわなきゃらならないし。
それなら動かずにいたいのは当然。

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 「ではそれも直ぐ、此方も血がこんなに出てますから…」
そうして傷を軽く確かめる、動かさないように少し離れて

[メイン] フェイト・テスタロッサ : ビリリリと、服の端を破って

[メイン] フェイト・テスタロッサ : それを彼の腕を当てがい

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 「少し我慢してください、すぐマシになりますから」
キュッと、強めに巻きつけて

[メイン] ネツァク : 「うえっ…そんな、いいのに」
僕かぁ、そっかぁ。
眠いんだけどな。

[メイン] system : [ フェイト・テスタロッサ ] 侵蝕 : 9 → 11

[メイン] ネツァク : 「………あーでも、ありがとうございます」

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : 「……」
そして、痛みにより霞んだ思考が浮上する

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 「…痛いままじゃ、休みずらいですから」
腕を見て

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 「では」
そのまま立ち上がって、ヴァルゼライトを見て

[メイン] ネツァク : でも痛みが引いたら寝るのもマシになるかな?とか思いながら。
寝そべったまま、介護されていく

[雑談] system : [ ネツァク ] 浸蝕 : 5 → 3

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : 「……なんという事を」
周囲の地獄に、やっと目を向ける

[メイン] ネツァク : 「ええ、あなたのお陰でよく休めそうです」

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 「…ええ、安静してくださいね」
にこりと笑いつつ

[メイン] ネツァク : ははは、と隈が良く見える顔で笑いながら。

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 「えと…この傷は」
体中から血が滲む彼に、どうすべきか頭を巡らせて

[メイン] フェイト・テスタロッサ : しかし

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 不意に、その様子に手が止まる

[メイン] ネツァク : ………。

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : 「……この地獄を、俺は防げなかったのか」

[メイン] ネツァク : ……。

[メイン] ネツァク : 視えた。まただ。

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 強い、なぁ

[メイン] ネツァク : 飛び起きる、今度は……なんだ?

[メイン] フェイト・テスタロッサ : どうしてそんなに、強いのでしょう

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : その場あたりの対処、償い?笑わせるな

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 彼は守れないや、そんな、苦痛も滲ませず

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : なんのつもりだこの屑がッッッ!!!

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 誰かを見られる…なんて

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : 声を張り上げるべきだった、『動くな』と

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 「…ヴァルゼライド、さんも」

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 「無茶は、しないでくださいね」

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 声が震えた、恐怖じゃなく

[メイン] ネツァク : ……子どもが、崖から……そのまま。

[メイン] フェイト・テスタロッサ : ただ、何かどうにもならなく

[メイン] ネツァク : …先ほどの痛みのせいもあったのか?

[メイン] ネツァク : 今日はよく、予知夢を視る。

[メイン] ネツァク : ……痛めば痛むほど、この中で視える物が増えるのだろうか。

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 「…あ、そうだ」

[メイン] フェイト・テスタロッサ : それは、忌避感だった

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : 「……どうした、テスタロッサ」

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 守れないモノは、拒んでしまうような

[メイン] フェイト・テスタロッサ : だから…

[メイン] ネツァク : そうして、ちらりとあたりを見回す。

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 「他の人も、怪我してるでしょうから」
震える声で、恐怖に相対したような感覚を抑えつつ

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 「看てきますね」
強い、彼から、離れて

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : 「……怯える必要はない」
必死に怒りを沈めて

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 傷ついた人を、欠けた私のために

[メイン] ネツァク : 「……そうですか?あなたも無理してるように見えますけどぉ」

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 「…いえ」
違う、無理じゃない

[メイン] ネツァク : ……辺りには耐えられなくて、亡くなってしまった人たち。

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 「大丈夫です、すぐ戻りますから」
恐いんだ、だって目の前の人の方が

[メイン] フェイト・テスタロッサ : よっぽど私より、誰かの為になってしまうのだから

[メイン] フェイト・テスタロッサ : だから、早く

[メイン] ネツァク : これらもまた、僕がどうにかすれば助かったんだろうか?
僕が庇ってあげられれば?あるいは、助けてあげられれば?

[メイン] ネツァク : はは。

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : 「……この身でどれほどの命を守り切れるかは知れぬ」周囲の骸、痛み。絶叫を認識したうえで

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 私の出来ることに、しておかないと

[メイン] ネツァク : そんな事考えてるから眠れないんだよ。

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : 「だが、全てを尽くし。お前達を守り抜こう」

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : そして

[メイン] フェイト・テスタロッサ : ぐらり

[メイン] ネツァク : そんなの見る暇があったら、脳を止めて、瞼を閉じるのが一番いいだろ?

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 視界が揺れる感覚

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 嗚呼

[メイン] フェイト・テスタロッサ : そんな事

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 言わないでください、なんて

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 言える筈もなく

[メイン] ネツァク : 「……はは、二人とも頼りになりますね」

[メイン] ネツァク : 「こんな貧弱な人間なので、僕は遠慮なく二人に守らせてもらいますよぉ」

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 「…ええ、任せてください」
ただ、漫然とした恐怖を払うために

[メイン] ネツァク : それってつまり、僕は何もしなくていいって事だろ。
なんだそれ、最高じゃないか。

[メイン] フェイト・テスタロッサ : ビリリと、誰かの為に服を破いて

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 大丈夫、大丈夫、大丈夫…

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 私が守るから、私が…

[メイン] ネツァク : 思考時間も運動も心の持ちようも
全部全部おやすみなさい、ってできるじゃないか。

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : 「……女子が、己の衣服を使う必要はない。俺の外套を使っておけ」何の事でもないように、少女に服を差し出した

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 「…は、い」

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 差し出された、ソレ

[メイン] フェイト・テスタロッサ : そりゃあそうだ

[メイン] フェイト・テスタロッサ : たかだか120数センチの身を包むこんな白装束なんかより

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 彼のような大男なら、もっと使える布がある

[メイン] フェイト・テスタロッサ : もっと差し出せる

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 私が何をしたって

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 彼より、守れない?けど、けど?

[メイン] フェイト・テスタロッサ : そんな、のは

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 狂いそうな程、寂しい…

[メイン] フェイト・テスタロッサ : ビリリ、ビリリと

[メイン] フェイト・テスタロッサ : もっと破って、差し出そう

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 此処に居る全員には足りないもん、だから

[メイン] フェイト・テスタロッサ : ほら、私も差し出さないと…

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : 「……テスタロッサ、落ち着け。お前が身を削る必要などないのだ」

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 「大丈夫です、大丈夫です」

[メイン] ネツァク : 「いやあどうでしょうね」

[メイン] ネツァク : 「現に僕は助けられましたから、彼女に」

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 「それより、あんなに怪我してて、だから」

[メイン] ネツァク : 寝そべったまま左腕を振る。
そこには白く、小さいけれど確かに傷を塞いでいて。

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 「"私"が、"私"が、出来る事をしないと」

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : 「……なればこそだ」

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 「ああ、それより」
大丈夫だから、もう言わないで、止めないで

[メイン] ネツァク : というか喋ってる間は五月蠅いから眠れない。
好きなようにさせてあげれればいいのに、なんで彼は納得しないんだろう。

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 私が止まったら、貴方が代わるんでしょう

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 「貴方の傷は痛みませんか」
「休みませんか?血が出ちゃいます」
「大丈夫です、私は怪我してないから動けます」

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 大丈夫だから、大丈夫だから、大丈夫だから

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 私が、やるから

[メイン] ネツァク : 「疲れても熱中することはある、いいことじゃないですか」
どこか冷めたような、というより面倒そうな声で。

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : 「……テスタロッサ」
問いかけをしようとして、その事態ではないと振り払う

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 「助けるんでしょう?」

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : お前は、『誰かを』助けたいだけなのか?それとも……

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : 自分で助けたいだけなのか?

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 「私だって、そのために頑張りますから」

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 笑う、笑う

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 天使のように笑ってみせる

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 大丈夫だと、私はその為に居るのだと

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : 「……そうだな、今はお前に任せよう」
審判の時は今ではない、だがせめて

[メイン] ネツァク : 「ただまあ、無茶をし過ぎてあなたが死んだら」

[メイン] ネツァク : それの対応で時間を睡眠で割けなくなるから。

[メイン] ネツァク : 「僕は悲しくなりますよ」

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : 「だが、その時になれば。必ず」
せめて、今は遅咲の花を守るように

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : 「俺が、お前を助けよう」
雄々しい決意を胸に、言葉を放った

[メイン] ネツァク : だからほら。
僕はあなたを必要としている。

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 「…はい、"大丈夫"ですよ」
それ以外無いんです、そうするしかないんです

[メイン] ネツァク : それだけ言ったら十分だろう。
と。

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 欠けた心が、空っぽなままに、そこから逃げ出したい様に

[メイン] ネツァク : 酒瓶をどこから取り出して、一人で晩酌をし始める。

[メイン] フェイト・テスタロッサ : なのに、この首にはいつの間にか

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 無慈悲にも、処刑の刃が添えられたようで

[メイン] ネツァク : そのままごくごくと、飲んでいく。
それは逃避の行為ではなく。

[メイン] ネツァク : 飽くまで、眠るためにアルコールを取っていく。

[メイン] フェイト・テスタロッサ : そんなの、変わらないのに

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 守られたって、私の何もかも、その時には…

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 振り払うように、怪我人に向き合って

[メイン] フェイト・テスタロッサ : また、笑っていた

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : 言葉は少なに、男も救命活動に参加する。
せめて、少女の負担を減らすために、より多くの人を助ける為に

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : 光の為に、誰かの為に。
男は全力で挑み始めた

[メイン] ネツァク : それとは対照的に。
ただ自分の欲を満たすために、眠りへとつく。

[メイン] ネツァク : まあどうせ、起こされるんだろうけども。
でも1分1秒だけでも。

[メイン] ネツァク : おやすみなさい、と

[雑談] system : [ ネツァク ] ツナガリの数 : 1 → 2

[ツナガリ] system : [ フェイト・テスタロッサ ] ツナガリ : 0 → 3

[ツナガリ] system : [ クリストファー・ヴァルゼライド ] ツナガリ : 1 → 3

[メイン] system : [ ネツァク ] ツナガリの数 : 2 → 3

[メイン] system : [ クリストファー・ヴァルゼライド ] ツナガリ : 3 → 4

[メイン] GM :  

[メイン] GM : ・第2章 オモテ
その後も5分間刻みで放送が流れ続けるも、「だるまさんがころんだ」のルールの下、行動を開始する。
ここで、ある者は改めて「だるまさんがころんだ」のルールを思い出す。
このゲームは鬼にタッチすれば終わるはず。
ということは、この放送を流しているであろう鬼は当然放送室にいるはずで、タッチすれば終わるのでは?という考えが思いつく。
またある者は、そもそも放送の聞こえないところまで逃げてしまえばいい、だから学校から出れば良いのでは?という考えを思いつく。
あなたはどうする?
[全発生]
1.放送室に向かう
判定:頭脳
2.学校を出る
判定:肉体

[メイン] GM :  

[メイン] ネツァク : クラヤミ:予知夢使用

[メイン] GM : あいよ

[メイン] system : [ ネツァク ] 浸蝕 : 3 → 5

[メイン] ネツァク : くっそ。

[メイン] ネツァク : うるせえ。

[メイン] ネツァク : 5分5分、きっちりと時間を守ってチャイムのように鳴り響く「だるまさんがころんだ」。

[メイン] ネツァク : 当たり前だが、その騒音の下では寝るに寝れない。

[メイン] ネツァク : ………それと、頭痛もまたひどく。

[メイン] ネツァク : 「あーーーーーもう」

[メイン] ネツァク : 寝そべっていた体を起こして、着いた埃を払うこともせずに。

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 「…ネツァクさん」

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 「どうしましょう、皆さんも移動するみたいです」

[メイン] ネツァク : 「…はいさい、なんでしょう」

[メイン] ネツァク : 「ああ、なるほど」

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : 「……これで、一応の移動はできるか」
最後の一人、その治療を終える

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 「放送室に行ってゲームを終えるか、或いは逃げ延びるか」

[メイン] ネツァク : 「……この元凶の元に行くか、それともここから逃げ出そうかってことですか」

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 「私は…放送室に行く予定です」

[メイン] フェイト・テスタロッサ : だって、"彼ら"は遊びをしてるのだから

[メイン] ネツァク : 「うーん、そうですねえ……」

[メイン] ネツァク : ”視た”ものだと、多分あれが降りかかるのは僕だ。

[メイン] ネツァク : ああでも。

[メイン] ネツァク : 「……僕は外、空いてるか見てきますよ」

[メイン] ネツァク : そんな事関係ないな。

[メイン] ネツァク : この騒音から離れられるなら、どうなったってかまわない。

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 「…わかりました」

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 「お気をつけてください、あと血が滲んだりしたら煩わしいでしょうから」
ハンカチを手渡して

[メイン] ネツァク : 体がどうなろうと、その結果どうなろうと。
床に付けるなら結構。

[メイン] ネツァク : 「……わぁー、ありがとうございます
無くさないようにしますよ」

[メイン] ネツァク : そのハンカチを受け取り。

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 「お好きに使ってください、じゃあ」
軽く会釈して

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : 「……みんな、聞いてくれ」
教室の全員に語りかける

[メイン] ネツァク : 「面倒見てもらいっぱなしで悪いですね、では」

[メイン] GM : 生き残っている者達の視線がヴァルゼライドへ集まる。

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 「…っ」
ああ、また強いなぁ

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : 「俺達三人は今から二手に分かれ、この事態の解決に向かう。」

[メイン] ネツァク : ありがたいですね、その分僕が働かなくっていいので。

[メイン] ネツァク : その演説を聞きながら。

[メイン] フェイト・テスタロッサ : ダメだ、そんなに、頼れてしまうなら…

[メイン] GM : 「二手か、なるほど」

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : 「そうだ。ネツァクは外を、俺とテスタロッサは放送室へと向かい。元凶を突き止める」

[メイン] ネツァク : 「あ、そうだぁ」

[メイン] ネツァク : 「僕一人で大丈夫ですよ?」

[メイン] ネツァク : ほら、誰もいない方が堂々とサボれる。

[メイン] GM : 「何を、するんですか……?」「放送室かぁ……この変な空間作り出した奴と出会っちゃいそうで怖いなぁ……」「へへ!上等じゃねぇか!俺もついていってぶっ飛ばしてやる!」

[メイン] GM : 複数人から反応が返ってくる。

[メイン] ネツァク : 「ですので皆さんはお二人についていくのがいいと思いますよ。なにせ強いので、そこのお二人」

[メイン] GM : 「ふむふむ……そういうことなら……」

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : 「……本題はここからだ。ここに残り、周囲の人間を助ける人材を、俺達は求めている」

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 「だ、大丈夫です、少なくとも…相手は遊びでやってるはずですから」

[メイン] GM : 「遊びだぁ?死人が出てるんだぞぉ!!」

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : 「……どうか、力を貸してくれ。俺達だけではどうしても人手が足りない」深く頭を下げる

[メイン] ネツァク : 流暢に流暢に。
ここで不審がられたら僕の目論見がバレる。

[メイン] GM : 「つーかー、あたし早く帰りたいんですけド~」

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 「その遊びで、殺してるんです…相手は」

[メイン] ネツァク : 「ははは」

[メイン] ネツァク : 「さっさと帰るためにするんです、ね?」

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : 「君達の疑念は当然だ……だからこそ、どうか互いを支え合ってほしい」

[メイン] ネツァク : そこだけはっきりと、強く。

[メイン] GM : 「なるほど……わかりました、私はお供いたします」
複数人は、ヴァルの演説を聞き、賛同し

[メイン] フェイト・テスタロッサ : ああ、ダメだなぁ

[メイン] GM : 「俺はやだね!ここに残ってるぜ!」
またある者達は、否定。

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 子供なんだ、私は…

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : 「……感謝する」

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 彼にはなれない、子供だから

[メイン] ネツァク : 五月蠅いな。
さっさと帰るために自分のことをすればいいのに。

[メイン] フェイト・テスタロッサ : どんなに身を削って積み重ねても…

[メイン] ネツァク : 「………」

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : 「ここへ残ると決めた者達も、どうか希望を失わないでくれ。俺達がいなくなった後、託す相手はお前達しかないのだから」
己の要求を跳ね除けた相手にも、真っ直ぐな言葉を向けて行く

[メイン] ネツァク : 教室を出る前に、フェイトの顔色を見て。

[メイン] ネツァク : 「……ほら、笑ってくださいよ」

[メイン] ネツァク : 「…あなたの笑顔、それに癒されたんですよ僕」

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 「…ぁ、ぇ」
ああ、私に、か

[メイン] ネツァク : 「そんな俯いてちゃ、見えませんよ」

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 「はい」
私になら、はい、あります、大丈夫です

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 顔を上げて、笑顔を作る

[メイン] ネツァク : 「あはは、それがよく似合ってますよ」

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 少しでも、苦しいのを和らげる、誰かの為に居られるうちに

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 「そう、ですか」
にこ、にこ、笑おう、笑わないと

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : ついて来ると語ってくれた者達にも、一人一人と感謝の言葉を述べていく

[メイン] ネツァク : 不仲だったり、メンタルが良くない。
だからこそ今は誰かのケアをしよう。

[メイン] ネツァク : それが睡眠への第一歩。

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : 『俺を見捨てて逃げていい』『もしも俺が死んだ時は……テスタロッサをよろしく頼む』

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : そんな言葉を交わしていく

[メイン] ネツァク : 「わぁ、笑ってくれたおかげで痛みが直りましたー
ありがとうございますー」

[メイン] フェイト・テスタロッサ : ああ、ダメだ、頼まれたなら笑わないと

[メイン] フェイト・テスタロッサ : なのに、無力さを押しつけられる

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 灼ける様に痛む、笑顔は張り付いた様になっているから安心できた、でももう安心なんてない

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 私は、守られる側に、なって、しまってる

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 心は、ぱきんと、欠落を大きくしていった

[メイン] ネツァク : 「………なるほど。じゃあ僕は言ってきますので」

[メイン] ネツァク : 「…そちらの人は任せましたよ」

[メイン] ネツァク : と言って、教室を出る。

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : 「……行くぞ、皆」
傷、痛み。それを真っ先に引き受ける為に、最前列を突き進む

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 「…は、い、勿論、です」
任された、任されたんだよね、任されたはずなんだ

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 行こう、行こう、行こう

[メイン] ネツァク :  

[メイン] ネツァク : 肉体判定、頭脳で代償

[メイン] system : [ ネツァク ] 侵蝕 : 5 → 7

[メイン] ネツァク : 3b10<=6 頭脳判定(発狂) (3B10<=6) > 5,2,9 > 成功数2

[メイン] ネツァク : 2と9確保で

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 3b10<=6 頭脳判定(発狂) (3B10<=6) > 5,3,7 > 成功数2

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 3と7確保です

[メイン] ネツァク : 二つ?

[メイン] ネツァク : 僕は予兆で2つ確保できるけど…フェイトもクラヤミあったっけ

[メイン] GM : ダイス確保は1個までだな

[メイン] フェイト・テスタロッサ : ああそうか

[メイン] フェイト・テスタロッサ : さんだけ

[メイン] フェイト・テスタロッサ : かくほします

[メイン] system : [ フェイト・テスタロッサ ] 確保 : 0 → 3

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : 断罪の効果を適用
大失敗以外全て成功

[メイン] GM : わかった

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : 3b10<=4 (3B10<=4) > 7,9,4 > 成功数1

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : 危ない

[メイン] GM : では全員成功

[メイン] GM :  

[メイン] GM : ・第2章1 ウラ
放送室に向かい開けるも、中には誰もいなかった。
それどころか、機材の電源すら入っていなかった。
それでいながら、放送からはまた子どもの声が。
兎にも角にも、鬼はここにはいないようだ。
ただ、機材の上にあるメモが残してあった。
『だるまさんがころんだはみんなであそぶもの ひとりはやだ』
ともかく一旦全員で集まって、この事実を共有しよう。
→第3章 オモテへ

・第2章2 ウラ
学校から出ようとするも、窓も、外へと続く扉も全く開かない。
割ろうとしても、壊そうとしてもびくともしない。
そんな中、あなた達は窓に反射する自分の姿を見て違和感を覚える。
そして気がつく、段々と自分の見た目が若く、そして背丈が小さくなっていっていることに。
ともかく一旦全員で集まって、この事実を共有しよう。
→第3章 オモテへ

[メイン] フェイト・テスタロッサ :  

[メイン] フェイト・テスタロッサ :  

[メイン] フェイト・テスタロッサ : ふらり、ふらり、となりそうな心を抑えて放送に準じる

[メイン] フェイト・テスタロッサ : そして、その足取りのまま放送室にたどり着いた

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 「開けましょうか?」
そう、わざと聞いて扉に手をかける

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : 武器を構え、殺意を目に宿している

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 私が開けましょうか、なんてのはわざとらしすぎるもの

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : 「……いや、俺が開こう」

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 「え、あ、でも」

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 「大丈夫です、私が近いです、から」

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : 「お前は充分助けてくれている、それに、扉を開けながら避けるにしろ。こういった場所では呪詛の危険性がある」

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 「なら、だからこそです」

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 「傷があるのに、そんなリスクは負わせられません、から」

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : 「俺の事はどうでもいい」
そう言って扉の取手に手を伸ばす

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 「…ぁ」
そうだ、こんなの、止められないならダメに決まってる

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : 「お前のような無辜の民草、その命を守る為に。俺の全てはあるのだから」
硬く取手を握りしめて

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : 強く、扉を開いた

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 中の景色なんて、見ることも無かった

[メイン] フェイト・テスタロッサ : "お前のような"そうだ、そうだろう

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 私は、そうなれないから、もう…

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 声は、出なかった、もう其処立ち尽くしているしか、出来ない

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : ……誰も、いない

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : 機材の電源は入ってない、なのに放送が続いている。矛盾に満ちた光景は珍しくもないが……

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : 「……メモ?」
機材の上の紙を手に取った

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : 「……ふざけているのか、それとも」
メモの内容に顔を顰め、背後に振り返る

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : 「……すまない、ここに怪異はいないようだ」

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 「そうですか」
ああ、貴方が悪い訳じゃないのにそんな顔をする

[メイン] フェイト・テスタロッサ : そんな顔ができる

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : 「卓の上には、このようなメモしかなかった」そう言って、全員に見えるようにメモを見せる

[メイン] フェイト・テスタロッサ : ひとり は やだ

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 復唱した、心の中で

[メイン] フェイト・テスタロッサ : わかるよ

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 一人は、嫌だよね

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : 「……このメモの内容の真偽はわからない」

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : 「だが、放送室が空振りだった事。メモの内容も含めて、情報共有の必要性が高い」

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : 「一時、教室に戻ろう」

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 「ええ、戻りましょうか」
すこし、だけ、マシになった

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 彼は、彼は

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 私を求めてくれるかな?

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : 「……テスタロッサ、このメモをお前に預ける」

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 「…は、い?」
それを手に

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : 「お前はこのメモを見た時、何かを理解したように見えた」

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 「…」

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 「わかりました」
それなら、そうしよう

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 「私が、持っておきます」
私が、私が、私が、そうしよう

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : 「”お前ならば“これを記した者の真意へと至れるかもしれない」
相手の心を見透かすような、静謐なる瞳で

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : 「”期待している“」
期待通りであろう一言を、相手に告げた

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 「……ええ、任されますね」
やっと、張り付いた笑顔を捨てて

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 今は、自然に笑う

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : 「……少し、先に行ってくれ。まだ気になることがある」

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 「…そうですか」

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : 「先導はフェイトに”頼みたい“いいか?」

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 「ええ、皆さんは帰しておきます」

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : 「アナウンスには気をつけてな、お前に任せる」

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 「ヴァルゼライドさんも、お気をつけて」
笑みを保ったまま

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : ……フェイト達を見届ける

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : そして……刀を引き抜いた

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : 微か一刻でも、テスタロッサを……悪として断罪せんとした己に罰を与える為に

[雑談] system : [ ネツァク ] 侵蝕 : 7 → 9

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : 「……己の為に誰かを守る事は当然の悪?よくぞ世迷言を吠えたな」
怒りの滲んだ声が、どこへも声を届けぬ放送室に染み込んで行く

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : 「どこまでも救いようの無い阿保として、この程度の礼儀は示させてきれ、テスタロッサ」
刀を自分に向けると

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : 切腹の要領で一気に突き立てた

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : 抉り、掻き出すような動きで己を責める。
加減はない、自分のような塵には必要ない

[メイン] GM :  

[メイン] GM : 侵蝕+2

[メイン] GM : 秘匿幕間追加

[メイン] GM :  

[メイン] system : [ クリストファー・ヴァルゼライド ] 侵蝕 : 9 → 11

[メイン] GM : ヴァルの額に、「弐」の文字が浮かび上がる。

[メイン2] system : [ フェイト・テスタロッサ ] 侵蝕 : 11 → 13

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : 真っ赤に染まった刀を引き抜いて、脳裏をよぎった映像を咀嚼し、理解する。

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : 「……わからない、か。」
大きく刀を振り血糊を払い

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : 軍靴の音を響かせ、教室へと戻っていく

[メイン] ネツァク :  

[メイン] ネツァク : 予知夢ぷりーず

[メイン] system : [ ネツァク ] 侵蝕 : 9 → 11

[メイン] GM : わかった

[メイン] ネツァク : アッ

[メイン] ネツァク : 幕間中にフェイトに武器渡したってことにしてくれませんか
何でもします靴でも舐めます

[メイン] GM : ああそのくらいなら別にいいよ

[メイン] ネツァク : えへへぇ……GMさんの靴はおいしいですぅ……

[雑談] system : [ ネツァク ] 武器 : 5 → 0

[メイン] system : [ フェイト・テスタロッサ ] 武器 : 2 → 7

[メイン] GM :  

[メイン] GM : ・第3章 オモテ <侵蝕:1>
放送毎に体を静止させなければならず、それの連続で精神がやつれて来たあなた達。
段々と正常な思考が回らなくなっていく。
そんな中、放送中にも関わらず、こちらを覗き込み不気味に笑う一人の男の子が
そしてそのまま駆け出していった。
[全発生]
1.放送中に追う
侵蝕+2/秘匿幕間追加
2.放送終了後に追う
判定:精神
※判定失敗者は1になる。

[メイン] GM :  

[メイン] GM : それぞれ想いを秘めながらも、それでも解は見つからず。

[メイン] GM : やつれていく精神。

[メイン] GM : 気がつけば、こんな狂った状況に耐えられず、最初に生き残っていた者達の数も半分以下になっていた。

[メイン] GM : あなた達は、自分達の考えをまとめるべく、一度教室へ集まることにした。

[メイン] system : [ フェイト・テスタロッサ ] 侵蝕 : 13 → 14

[メイン] system : [ クリストファー・ヴァルゼライド ] 侵蝕 : 11 → 12

[メイン] system : [ ネツァク ] 侵蝕 : 11 → 12

[メイン] ネツァク : 白い床には赤黒いシミが出来ている。
それは先ほど”遊び”に巻き込まれて傷つけられたものの犠牲の色。

[メイン] ネツァク : そこにまた、シミとはなっていない。
鮮明な赤色を流しながら倒れている男が一人。

[メイン] フェイト・テスタロッサ : がらりと

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 片腕を真っ赤に染めてぶら下げながら、教室に戻る

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : 「………戻ったぞ」

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 「…あれ、は」

[メイン] フェイト・テスタロッサ : ふらりと、駆け寄って

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : 「……また、大勢」
周囲を眺め、顔を怒りに歪める

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 「…ネツァクさん!ネツァクさん!?」
まだ赤い、鮮やかな血を手に付けて

[メイン] ネツァク : 「う、あ……?」

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : 「……お前は、生きていたか」

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 「この傷…塞がないと…」
傷を押さえつつ、リボンを解いて押し当てる

[メイン] ネツァク : なんだ だれだ せっかく いいきぶんで ねてたのに

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : 「外部で何かあったのか、お前ほどの奴が一方的に負傷するとは」

[メイン] ネツァク : ………。

[メイン] フェイト・テスタロッサ : だらりと解ける髪が更に赤く染まるのすら気にせず

[メイン] ネツァク : 「……っ、ぁ……んん」

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 「…意識は、よかった…」
微かな反応を見て

[メイン] ネツァク : 「……ああ、フェイトさんにヴァルゼライドさん」

[メイン] ネツァク : 「”おはようございます”」

[メイン] ネツァク : 欠伸交じりに。

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : 「……眠気があるのはわかるが、この状況で寝ていたとは」

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 「…おはよう、ございます」
なんだか、呆れてしまうような気持ちで笑いつつ

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 「大丈夫ですか?痛みます?」
片方のリボンも解き、なんとかその傷を押さえられる包帯代わりに

[メイン] ネツァク : 「なにが、ですか…そうですね
……眠いからいい安眠方法を試してただけですよぉ」
むにゃむにゃと、まだ覚め切っていない眼で

[メイン] ネツァク : 「ええ、大丈夫です…ちょっと痛いくらいですか」

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 「……なる、ほど」
そうか、そういう事か…

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 「…あはは、まあ、そうですね」

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 「出血が続いてますから、無理はダメですよ」
疲れ果てて、空っぽの笑みを続けつつ傷を押さえ切ったら

[メイン] ネツァク : よく眠れた。
あの騒がしい放送から耳を塞ぐことが出来て、僕は満足だ。

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 「押さえててくださいね」
だらりと、最後の力も果てた片腕を垂らしつつ、立ち上がり

[メイン] ネツァク : 「あはは、世話になりっぱなしですね」
腕をだらんと、下げて

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 「構いませんよ」
まあ、もしかしたら全部余計だったのかもしれないけれども

[メイン] ネツァク : まあ、満足したからって眠気がトンだわけじゃないけども。

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 「…さて、どうしましょうか、ね…」
随分と消耗してきた色々を、頭に浮かべて

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : 「………」

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : 「犠牲者の数が増えている、先程治療した者達も……何人か」

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 「…5分刻みですから、消耗しますよ」

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : 「これ以上、時間はかけられない。」
悪を。生かしてはおけない

[メイン] ネツァク : 「……ええ、いい加減この放送もやめて別の流してほしいんですが
クラシックとかどうです?いい音楽ですよ?」

[メイン] ネツァク : 冗談交じり、半分本気。

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 「……時間、か」
時間なんて、元からあるのでしょうか

[メイン] GM : そしてまた、放送が始まる。

[メイン] GM : 『だーるーまーさーんーがー……』

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 「あはは…私も他のやつが聞きたいかもしれませんね、ほんと」
だって、アレは私なんてどうでも良いだろうから

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : 「ッ!全員動くな!!」
周囲の人間を統率する為、声を張り上げる

[メイン] ネツァク : 「あーもう言ってたらまた始まった」
耳を塞いで

[メイン] GM : 『……こーろんだ』

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 「…」
半ば虚な目で、佇んだまま

[メイン] GM : ヴァンの喝により、静止する一同

[メイン] GM : そんな中

[メイン] GM : 視界に入る、妙な存在

[メイン] GM : 教室の外から、こちらを覗き

[メイン] ネツァク : 「…………はい?」

[メイン] GM : 笑う、少年

[メイン] 子供霊 : 「…………………」

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 「…え?」

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : 「……」

[メイン] 子供霊 : クスクスと笑いながら、その少年は走り去っていった。

[メイン] 子供霊 : まだ、『はじめのいっぽ』も無い

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : 「見つけたぞ」
明らかな異様を放つ悪を、ヴァルゼライドは見逃さない

[メイン] ネツァク : 視えた。あれは……そうだった、一度視た……

[メイン] フェイト・テスタロッサ : アレは、誰だろう

[メイン] フェイト・テスタロッサ : ああ、でも…

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : 「決して逃さん……!!」
放送中だろうが構わぬと、誰よりも早く駆け出した

[メイン] ネツァク : 「……はは。そうですね」

[メイン] フェイト・テスタロッサ : ここにはない誰かなんだ、行かないと

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 「まってくださいよ」
走り去る影へか細い声、体に力が篭る

[メイン] ネツァク : 重い腰を上げる、これ以降自分に何が起こるか位はわかる。

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : 「そこを動くな、今すぐ終わらせてやる……!!」

[メイン] ネツァク : ああでも。

[メイン] ネツァク : この喧しいのを止めるには、それが一番のいい方法だ。

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : 走り去った少年を負うために、教室から放たれたミサイルみたいに飛び出して行く

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 「行きますから、だから」
待って、待って…今度は、今度こそは

[メイン] フェイト・テスタロッサ : ふらりとした姿は一変して

[メイン] ネツァク : 「よいしょ、それじゃあ行きますかぁ」

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 惹かれるように動き出した

[メイン] ネツァク : 一歩、また一歩。
けだるげに首に手を当てながら、歩き始める。

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 「私が、居ますから」
私はここにいるから…

[メイン] GM : これは、「だるまさんがころんだ」
当然のことながら、ルールを破ったあなた達の体の一部が破裂する
箇所は不明、無作為だ。連続性、規則性など、無い。

[メイン] GM :  

[メイン] GM : 侵蝕+2

[メイン] GM : そして、秘匿幕間追加

[メイン] GM :  

[メイン] system : [ ネツァク ] 侵蝕 : 12 → 14

[メイン] system : [ クリストファー・ヴァルゼライド ] 侵蝕 : 12 → 14

[メイン] system : [ フェイト・テスタロッサ ] 侵蝕 : 14 → 16

[メイン] GM :

[メイン] GM : ・第3章 ウラ <侵蝕:2>
ある者達は体の一部を破裂させながらも、その男の子を後を追い
また、ある者達は、その行方、声をしっかり耳に残しながら、放送終了後に追い始めた。
その道中には、運悪くも頭が破裂し、死亡した者の無残な死骸が転がっていた。
──死亡していく者達の断末魔を耳にしながら追うあなた達。
──運よく生き延びた者達の声を頼りに追うあなた達。
そして、男の子は体育館の中へと入っていった。
→終章:最後の戦いへ

[メイン] GM :

[メイン] system : [ ネツァク ] 侵蝕 : 14 → 16

[メイン] フェイト・テスタロッサ :  

[メイン] フェイト・テスタロッサ : どろりと、赤く爆ぜる

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 先程の傷と、今度の傷

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 小さい体なのだ、そう軽いものにはならず

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 既に取り返しのつかない傷が幾つも増えるが、それでもちらりと見た影を追って走り続けている

[メイン] ネツァク : 「いったぁ……」

[メイン] ネツァク : その顔に傷がつく、あるいは足に、あるいはまたも腕に。

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 視界すら赤く染まりそうだが、悲鳴がいく先を示してくれて

[メイン] ネツァク : 赤く垂れていく鮮血。
しかしても足は止まることなく。

[メイン] ネツァク : 動くのだって面倒だけれど、寝れないことがもっと面倒。

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : 内臓が破裂する、四肢の各所に穴が空き。肌突き破り肉抉る

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : 赤黒い粘液を反射で吐き出して……それでもなお

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : 知った事かと最先端を突き進む。
後塵を拝す事を許さぬと、見逃すことなど1秒とてままならぬ

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : それを背で示すかの様に、稲妻の如く怪異を猛追する

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 「この先は…」
歩いた道筋を思い返す

[メイン] フェイト・テスタロッサ : ああ、体育館か

[メイン] フェイト・テスタロッサ : そうか、遊ぶにはちょうど良いものね

[メイン] ネツァク : 「………さてはて」

[メイン] ネツァク : 「ここが最後の遊び場ですか」

[メイン] GM : 『……はじめのいーっぽ』

[メイン] GM : そして、またあなた達は動けるようになる。
……そんなものは、もうとっくに関係のないことだが。

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 「…行きますね」
誰に言うでもなく呟いて

[メイン] ネツァク : 「そうだなあ。お二人はそれでいいんですね?」

[メイン] ネツァク : 障害は全て壊しておくに限る。

[メイン] ネツァク : どこかで躓いてしまったらいけない。

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : 「……無論だ、奴をここに追い詰めた以上。撤退の選択肢はない」

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 「構いませんよ」
それ以外何か私にできることなんてあります?なんて今更聞く必要はない

[メイン] ネツァク : 「へえ、随分と殺伐としてますね」

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : 「……俺達に続き、多くの命が流れた。」

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : 「その犠牲を無駄にしない為にも、俺達は一刻も早く。あの怪異を討伐する」

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : 「生きたのならば、勝利を掴んだのならば」

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : 「無念の中に消えた想い、願い。希望。それを繋ぐ事は当然だ」

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 返答はしない、何処までも強い光には眼を向けられないから

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : 「勝者の義務とは貫く事、あの怪異を怨み消えた命、自由に為に命をとした人者達の意志」
硬い決意を正義の焔の燃料に変えていく

[メイン] ネツァク : 「ははぁ。なるほど、確固たる意志がおありのようで」
うんうん、と適当に相槌を打っておく。

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 悍ましいほどの忌避感を、微かな希望で誤魔化す

[メイン] ネツァク : 「いやあ、フェイトさんも」

[メイン] フェイト・テスタロッサ : どうせ壊れるのなら、少しはマシに壊れたいとすら思うが、今は目の前を見て

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : 「全てを、俺が背負い。明日へと繋ごう」
運命の車輪が駆動する。思い出を無念を欠けらも残さず燃料に変え、悪を裁くと吠えたてる

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 「…はい?」
不意に、名前を呼ばれて意識を無理やり引き戻す

[メイン] ネツァク : 「あなただからこそできる事もありますからねぇ
それしかない、でもなくてね」

[メイン] ネツァク : はは、と笑いながら。

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 「…そうですね」
あればいいな、こんなあと少しで死に絶えそうな躰に出来ることが

[メイン] ネツァク : 実の所、この話には興味が無い。
他の人の話にも興味はないし、適当にぼかしてフワフワとどうにも捉えられるような事しか言ってない。

[メイン] ネツァク : 軽い相槌ばかり。

[メイン] ネツァク : だってほら、今のうちにさっさと言っておかないと。
障害が出来るのは困る。

[メイン] ネツァク : 休むときにはきっちりと長時間休んでいたいんだ。

[メイン] ネツァク : 「そうですよ?だからほら気分上げていきましょう~」

[メイン] ネツァク : 「ほら、もうすぐで終わりなんですから」

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : 「……どう足掻いても、これが最後だ」

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : 「悔いは残すな、とは言わん」

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : 「……明日を掴む為、死力を尽くせ。可能な限り、お前達を支えよう」

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 「…終わりですね」
大丈夫、どうであれ、次が来るまで…

[メイン] ネツァク : 「は~い、じゃあ」

[メイン] ネツァク : 「恐怖に向き合う時間ですよぉ」

[メイン] ネツァク : そう言って、その奥へと踏み込む。

[メイン] ネツァク : 未来を創るために。

[メイン] ネツァク :  

[メイン] GM : ・終章:最後の戦い
辺り一面に死体が散らばった、広々とした体育館、その中央に男の子は立っていた。
そして、手招きしながらあなた達に言い放った。
「ねえ あそぼうよ」
無邪気な邪悪が、あなた達を地獄へ誘う。
→「クリア」後、終章:エンディングへ

[メイン] GM :  

[メイン] GM : あなた達が体育館の中へと入ると

[メイン] GM : 異臭。

[メイン] GM : 腐乱臭。

[メイン] GM : あたり一面、血と、内臓と、骨と。

[メイン] GM : ……そんな地獄の中、中央に一人の男の子が手招きしていた。

[メイン] 子供霊 : 「あーそぼ」

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : 「……いいや」

[メイン] ネツァク : 「こんにちはぁ」

[メイン] ネツァク : あそこにいるのが、きっと。

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 酷い匂い、しかしそれには興味もなく

[メイン] 子供霊 : にこにこしながらあなた達を見ている。

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 「どうも」
自然と笑い返し

[メイン] ネツァク : これを巻き起こした張本人で……

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : 「遊びは終わりだ、浅田悠人」
一歩前に踏み出して、悪霊の名を告げる

[メイン] 子供霊 : 「………………」

[メイン] ネツァク : ”鬼”を任されて、死後もその役目を果たそうとしている者。

[メイン] 子供霊 : 一瞬、反応する。

[メイン] 子供霊 : が、また不気味な笑顔が顔に張り付く

[メイン] ネツァク : 「ええ、はい。」

[メイン] 子供霊 : 自分を見失った存在が、自己を指摘されたことで動揺を見せるも
結局のところ

[メイン] 子供霊 : 彼は、悪霊。

[メイン] ネツァク : 「あなたは遊び過ぎました。」

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : 「………」

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 「…」

[メイン] 子供霊 : 「どうして? あそぼうよ」

[メイン] ネツァク : 「……そうですねえ、やり過ぎは毒ですよ」

[メイン] ネツァク : 「誰にとっても、あなたにとってもね」

[メイン] 子供霊 : 「わかんない」

[メイン] 子供霊 : 「ねえ」

[メイン] 子供霊 : 「あそぼうよ」

[メイン] 子供霊 : ─────地獄へ誘う、無邪気な、邪悪。

[メイン] 子供霊 :  

[メイン] GM : 戦闘開始。

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : 「……いいや、ここで終わりだ。浅田悠人」

[メイン] 子供霊 : 【禁足地】
タイミング:常時 対象:全員 回避:様々
効果:指定された条件を満たさない限り、主人公は怪異に攻撃することができない。
条件:PCのターンで誰か1人でも、アクションとして判定:【精神】を成功させなければならない。

[メイン] 子供霊 : 【この指とまれ】
タイミング:先制 対象:全キャラ 回避:なし
効果:全キャラからランダムに1人選び(怪異含む)、[怪異レベル:5]点のダメージを与える。

[メイン] 子供霊 : choice 子供霊 ネツァク ヴァン フェイト (choice 子供霊 ネツァク ヴァン フェイト) > 子供霊

[メイン] 子供霊 :  

[メイン] 子供霊 : 「あはっ!」

[メイン] 子供霊 : 子供霊の腕が、弾け飛ぶ。

[メイン] system : [ 子供霊 ] 存在点 : 150 → 145

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 「…っ」

[メイン] 子供霊 : 何が起こったのか、あなた達には理解できない。

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : 「お前の慟哭はここで終わる」
悪への裁き、その一つの絶対目標を達成する為、鋼の勇者が名乗りを上げた

[メイン] 子供霊 : ただ、彼は、"遊び"を楽しんでいる。

[メイン] 子供霊 : ただそれだけ。

[メイン] ネツァク : それを見る。
感情のこもらない顔で。

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : 静謐な瞳がそれを見つめ

[メイン] ネツァク : 眠気だけがそこにはある。

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : 暫し目を閉じる

[メイン] ネツァク : そうして、けだるげに。

[メイン] ネツァク : 懐から何かを取り出す。

[メイン] ネツァク :  

[メイン] ネツァク : 「浅田悠人さん、あなたは遊び過ぎたんですよ
でもね、僕はそれを咎める気はない」

[メイン] ネツァク : その何か、それは。

[メイン] ネツァク : ”浅田悠人の遺影”

[メイン] 子供霊 : 「……………!!」

[メイン] 子供霊 : 目が見開く

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : 「…………」

[メイン] 子供霊 : そして、固まる

[メイン] 子供霊 : 「……なぁに、それ?」

[メイン] ネツァク : 「そうですね、あなたは任された鬼の役目を果たそうとずうっと遊んでいましたね」

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 「…」

[メイン] ネツァク : 「これはあなたの写真であり、あなたがもう」

[メイン] ネツァク : 「休んでいい、証拠です」

[メイン] 子供霊 : 「…………………え……?……え??」

[メイン] 子供霊 : 空間に、亀裂が生じる。

[メイン] ネツァク : 「遊び疲れましたよね」

[メイン] ネツァク : 一歩、一歩。
彼に近づいていって。

[メイン] ネツァク : 「任されたことをこなさないといけない。それは勇気がいることです。
そしてそれに伴う疲れも。」

[メイン] 子供霊 : 「……わ、かん、ない……どういう、こと?ねぇ、なにを、いってるの?」

[メイン] ネツァク : 「……もう遊ばなくていいんですよ、ゆっくりと…眠ってください」

[メイン] ネツァク : それが僕のためだ。

[メイン] 子供霊 : 頭を抱える、子供霊

[メイン] 子供霊 : 何か、ぶつぶつと呟き始める、明らかに混乱している様子だ。

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : 「ならば、今一度。俺が真実を告げよう」

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : 「浅田悠人、お前はとうの昔に死んでいる」
冷淡に

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : 「今ここにいるお前は……その無念、絶望。怒り」鉄の様に

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : 「……怪異、と呼称される存在だ」

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : アクション:死を伝える

[メイン] 子供霊 : 「……あ……ああ………あああ………」

[メイン] 子供霊 :  

[メイン] 子供霊 :  

[メイン] 子供霊 :  

[メイン] GM : 最後の戦い、終焉。

[メイン] GM : 破滅判定、どうぞ

[メイン] ネツァク : 薬飲みます!

[メイン] GM : どうぞ

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : 薬を使うぞ 来い

[メイン] ネツァク : んで二人に支援飛ばします

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : うわあり!

[メイン] GM : どうぞどうぞ

[メイン] フェイト・テスタロッサ : まぁ薬もクソも無いので…

[メイン] フェイト・テスタロッサ : うわあり!

[メイン] ネツァク : 侵蝕-4だね

[メイン] system : [ フェイト・テスタロッサ ] 侵蝕 : 16 → 12

[メイン] system : [ ネツァク ] 薬 : 6 → 0

[メイン] system : [ ネツァク ] 侵蝕 : 16 → 4

[メイン] ネツァク : 睡眠の支援を自分に飛ばします
侵蝕-4

[メイン] system : [ ネツァク ] 侵蝕 : 4 → 0

[メイン] GM : 無敵かコイツ

[メイン] system : [ クリストファー・ヴァルゼライド ] 侵蝕 : 14 → 10

[メイン] system : [ クリストファー・ヴァルゼライド ] 薬 : 1 → 0

[メイン] ネツァク : あっはっは

[メイン] system : [ クリストファー・ヴァルゼライド ] 侵蝕 : 10 → 8

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 私からも支援しておきますね、ツナガリありますし

[メイン] フェイト・テスタロッサ : ヴァルさんくらいか、意味あるの

[メイン] ネツァク : そうですね、ヴァルさんもフェイトさんに支援できますよ

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド :

[メイン] ネツァク : 2b10>=(0-6-3) 破滅判定/確定確定確定確定 (2B10>=-9) > 6,3 > 成功数2

[メイン] GM : まぁ全員確定帰還範囲内だけどね

[メイン] フェイト・テスタロッサ : ではお互い更に支援という事で

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : フェイトを支援しよう

[メイン] system : [ フェイト・テスタロッサ ] 侵蝕 : 12 → 8

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 2b10>=(8-10-3) 破滅判定 (2B10>=-5) > 9,4 > 成功数2

[メイン] system : [ クリストファー・ヴァルゼライド ] 侵蝕 : 8 → 4

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : 2b10>=(4-10-4) 破滅判定 (2B10>=-10) > 7,7 > 成功数2

[メイン] GM : 帰還だ~~~~~~~!!

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : 帰還だァ〜〜〜!!!!

[メイン] ネツァク : 帰還だぁ~~~~!!

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 帰還だァ~~!!

[メイン] GM :  

[メイン] GM : ・終章1:エンディング
「………そう、だったんだ、ぼく、もう……」
男の子の目から大粒の涙が零れ落ちる。
そして、「学校」の空間に亀裂が生じる。その割れ目から光が漏れ出ている。暖かな光だ。
亀裂はどんどん大きくなっていき、あなた達を包み込む。
─────そして、気がつけば、あなた達は風呂場に戻っていた。損傷した傷も全て元通りになっていた。
子供の純粋さと無知が狂気として引き金になり、破滅を起こしたこの事件。
本当の元凶は、あの少年ではなく、あの少年をああいう形にしてしまった人間社会にある。
あなた達は、何を思うのか。

[メイン] GM :  

[メイン] 子供霊 : 「………そう、だったんだ、ぼく、もう……」
男の子の目から大粒の涙が零れ落ちる。

[メイン] GM : そして、「学校」の空間に亀裂が生じる。その割れ目から光が漏れ出ている。暖かな光だ。

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : 「……言ったはずだ、遊びは終わりだとな」

[メイン] 子供霊 : 「……そっか……そっかぁ……」

[メイン] ネツァク : 「はい、今はただ」

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 「…」
そうか、結局…私も勝手に見てただけか

[メイン] 子供霊 : 「もう、おしまい……」

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : 「もう、一人で他の者を探す必要もない。もう、鬼は必要ない」

[メイン] ネツァク : 「”おやすみなさい”」

[メイン] 子供霊 : 「…………………………」

[メイン] 子供霊 : 「……おやすみ、なさ、い……」

[メイン] GM : そして、少年の霊は、消えていった。

[メイン] GM : そして、空間に生じた亀裂はどんどん大きくなっていき、あなた達を包み込む。

[メイン] ネツァク : それを見届けて。

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : 「あるべき所、そこに眠るがいい。一人で彷徨う必要など、ないのだから」
光の中に消えた少年の残像を目に焼き付け

[メイン] ネツァク : 物悲しそうに。

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 見届ける必要はない

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 私には、出来る事じゃない

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : 「……ここまで、お前たちには助けられた」

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : 「ありがとう」
亀裂に包まれる世界の中で、協力者達に礼を示しす

[メイン] ネツァク : 「……いえいえ、僕のしたい事だけやった結果ですから」

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 「…帰りましょう、終わったんだから」
もう聞きたくない

[メイン] ネツァク : しかし、その眠たげな眼は二人を捉えては、いて。

[メイン] ネツァク : 「……そうですね~。帰りましょうか」

[メイン] ネツァク : 言い終わると同時か、辺りが光に包まれたまま。

[メイン] ネツァク :  

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド :  

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : 怪異案件から数日が経った。

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : 行方不明者達が生還した、との知らせもあるが。やはり他の案件も混じっていた様だ

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : ……いや、それも当然だ

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : ……依頼人達の親族、友人。
その姿を、俺はあの学校で確認できていなかったのだから

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : ……ならば、次だ。

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : 一体でダメなら十の怪異を消し去るのみ、それもダメなら……言うに及ばない

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : そうしてまた、一体の怪異を轢殺した。
“母を探していたらしい”

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : 「……知った事か、そのまま惨めに死ぬがいい」だが許さん、如何なる理由があれ。

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : 「……」
そうして、拉致された人々を解放する

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : 母親の代用品を求めた子供の霊の残骸を、光の刃で焼き尽くす。
そうして異空間ごと浄化すれば……

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : ああ、次だ。

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : 正義の行進は終わらない、道を阻む障害を焼き尽くし、悪を見つけ出し浄滅の焔で塵に還す

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : 「終わりが見えぬ道であれ、必ずや無辜の民に光をもたらそう」

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : 「罪には、罰を」

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : 「悪には、裁きを」

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : 「裁断者、それが必要とされる限り。俺は止まらん」

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : 「幾らでも来い、貴様らを滅するまで、俺は止まらん」

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : そうして、ヴァルゼライドは去っていく
正義を胸に抱いたまま、決意の焔を燃やして進み続ける

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : ……ふと、衣服から手紙が零れ落ちた

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : 男が前進を決めた理由、その幾つかが、かつて怪異だった塵に落ちていく

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : 「おかあさんをさがして」

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : ……ヴァルゼライドは気付かない

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : その怪異の根源となった、己が決意の燃料となった小さな子供。

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : それが今、想いを遺す事さえ許されず。消え去った事を

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド :  

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド :  

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド :  

[メイン] フェイト・テスタロッサ :  

[メイン] フェイト・テスタロッサ :  

[メイン] フェイト・テスタロッサ :  

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 瞬く間に冷え込んでいった季節

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 私の町には、その寒さを少しでも払うように明るい話がすり抜けていきました

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 謎の行方不明事件、数か月前から続いていたソレの被害者が、何人か帰って来たそうです

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 全員ではないけれど、でもそれは喜ばしい事で

[メイン] フェイト・テスタロッサ : でもじくじくと、私の心は酷く冷え込んで体中に響くような痛みを訴えつつ、今日家に帰りました

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 「お帰りなさい」
また、返事のない挨拶をする、片手は力なくぶら下げたまま

[メイン] フェイト・テスタロッサ : ガタン
声は家の中に溶けて行き扉の閉まる音で掠れて消えた

[メイン] フェイト・テスタロッサ : その空虚な感覚は、今の心にも似ていて

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 携帯をふと覗くと、あのニュースの話

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 私には何もできなかったニュースの話

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 誰の為にもなれず、誰かに何もできず

[メイン] フェイト・テスタロッサ : ただ、意味もなく傷ついて、迷惑かけて

[メイン] フェイト・テスタロッサ : "守られていた"哀れな話

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 未だ痛む腕のせいか

[メイン] フェイト・テスタロッサ : それともあの葬式以来の心の痛みのせいか

[メイン] フェイト・テスタロッサ : たった一人の家の中、掠れた声で泣いた

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 誰のために泣いたのだろう?

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 私の為に?他の誰かの為に?

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 私は私なんかを憐れまない

[メイン] フェイト・テスタロッサ : でも、誰も私を求めても居ない

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 涙に宛は無かった、それはただ

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 冷たいフローリングに零れて行った

[メイン] フェイト・テスタロッサ :  

[メイン] フェイト・テスタロッサ :  

[メイン] フェイト・テスタロッサ :  

[メイン] ネツァク :  

[メイン] ネツァク : あーーーーー。

[メイン] ネツァク : ベッドに寝ころんだまま酒を飲んでいる。
あの時の傷は付いたままだし、体もボロボロで。

[メイン] ネツァク : だからこそ嬉しい。

[メイン] ネツァク : あと一押し、”頭を使うため”に…あの”怪奇”について思い出してみる。

[メイン] ネツァク : あの少年は、自分の責務を果たそうと頑張った。

[メイン] ネツァク : ただその先に何もない。

[メイン] ネツァク : だから僕は休んでいいと言った。もうあきらめて、眠っていいのだと。

[メイン] ネツァク : でも。

[メイン] ネツァク : 僕は、まだ終われない。

[メイン] ネツァク : 疲れたし、休みたいけれど。

[メイン] ネツァク : こんな僕だってやるべき事、仕事がある。

[メイン] ネツァク : 真の意味で、僕は眠れない。休めない。

[メイン] ネツァク : はは、クソみたいにブラックだけどさ。
死ぬことも出来ないなら、生き続けないと。

[メイン] ネツァク :  

[メイン] ネツァク : 柄にもなく頭を働かせた。

[メイン] ネツァク : よし。

[メイン] ネツァク : 傷も出来てる、体も脳も休みを求めてる。

[メイン] ネツァク : だからこそ、今日はよく眠れそうだ。

[メイン] ネツァク : それじゃあ、今だけは。

[メイン] ネツァク : いい夢

[メイン] ネツァク :  みれま 
   すよ  
      う     
            に  

[メイン] ネツァク : ………

[メイン] ネツァク : ……

[メイン] ネツァク :

[メイン] ネツァク :  

[メイン] ネツァク :  

[メイン] ネツァク :  

[メイン] GM : 散歩して、通りかかった公園で聞くであろう、遊ぶ子供達の声。

[メイン] GM : 「だーるまさんが、こーろんだ」

[メイン] GM : そこには

[メイン] GM : 友達がたくさんいた。

[メイン] GM :  

[メイン] GM : クラヤミクライン「だるまさんがころんだ」

[メイン] GM : -END-

[メイン] GM :  

[メイン] GM :   

[メイン] GM :  

[メイン] GM : 宴だァ~~~~~~~~~~~~~~~~!!!

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : 宴だァァ〜〜〜〜〜!!!!!!!!

[メイン] ネツァク : 宴です~~~~~~~~~!!

[メイン] GM : 最後まで付き合ってくれてありがとう

[メイン] GM : これが俺のクラヤミクラインの在り方、答えだァアア~~~!!!

[メイン] ネツァク : 楽しかったからいいよ~~~~~~~!
こちらこそ楽しいシナリオありがとう

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 宴です!

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : とても楽しいシナリオだったぞ!

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 楽しかったですよ!!

[メイン] GM : そしてみんなも、俺の期待通りの良い狂気RPしてくれて嬉しかった

[メイン] ネツァク : ただ能動的に動かない人は置いてけぼりになりやすいのでそこを前置きしておくといいかもですね

[メイン] GM : ちゃんと狂気に向き合ってくれないと、このシナリオはノーマルに行っちゃう

[メイン] GM : 俺は前置きしたぜぇ~~??

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : なるほど

[メイン] ネツァク : まあいいでしょう
見ていないけど多分ノーマルだと最後の描写が子どもが少ないになってた

[メイン] フェイト・テスタロッサ : そもそもクラクラで狂気の放棄は無意味ですからねぇ

[メイン] GM : >GM - 昨日 22:14
>んで俺は言っておく
>幕間での演出は、今回は大事になってくる、以上

[メイン] ネツァク : まあこれはそうですねえ…

[メイン] GM : ノーマルは普通に子供霊ぶっ飛ばして終わり

[メイン] ネツァク : 密談しなかったのはミスですね

[メイン] GM : そんで、こう

[メイン] GM : ・終章2:エンディング
「あーあ、まけちゃった」
男の子はふてぶてしくも笑いながら消えていった。
そして気が付けば、あなた達は風呂場にいた。損傷した傷も全て元通りになっていた。
あれは一体なんだったのだろうか、それからも、行方不明事件は続出している。
あの出来事の真相を知る手がかりはもう、無い。
………いや、あるとすれば、もう一度「風呂場でだるまさんがころんだ」を……?

[メイン] フェイト・テスタロッサ : あ~~…そういう

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : なるほど…

[メイン] GM : クラクラワンポイントアドバイス!

[メイン] GM : "怪異"は倒しても、死にません

[メイン] GM : 撤退するだけです

[メイン] GM : 根源を何とかしないといけないわけなんですね

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : なるほど…

[メイン] ネツァク : 破滅者を殺すぞ~~~~~~~!しないと終わらないのだ…なぜかな

[メイン] GM : んで、このED2はズバリ、2周目やっていいよ~~~!!っていう、そんなED

[メイン] フェイト・テスタロッサ : なるへそ

[メイン] ネツァク : へ~!

[メイン] GM : んじゃ、今度は秘匿幕間全部公開

[メイン] GM : ・幕間:壱
欠損のショックによるものなのか、あなたの脳内にあらぬ情景が浮かび上がる。
それは、深い森の中。あなたがいつも見て感じてる木々と高さの感覚が異なる。
あなたは気がつく、これは別人視点からの景色、それも子どもだ。
夕暮れの中、あなたはずっと森の中を歩き続けている。
そして、急に視点が回り始める。崖から落ちてしまったようだ。
あなたは心中、不思議にも無力感も絶望感も恐怖感も無かった。
あったのは、「わからない」という感情、ただそれだけ。
……というところで、意識が元に戻った。

・幕間:弐
またあなたは、欠損のショックにより、別人の情景が脳裏に浮かび上がる。
それは、顔の見えない友達──モヤがかかっている、思い出せないということなのか?──と一緒に遊んでいる光景だ。
そして、「だるまさんがころんだ」をすることとなり、あなたが「鬼」となった。
「だーるーまーさーんーがーこーろーんーだ」
言い終え、振り返る。すると、そこにいるはずの友達が誰一人いない。心が締め付けられる。
不安になったあなたは、友達を探しに、森の中へ。
……というところで、意識が元に戻った。

・幕間:参
またあなたは、欠損のショックにより、別人の情景が脳裏に浮かび上がる。
ここは学校だ、そしてあなたは……

………いじめられていた。

そして、意識が元に戻った。
→真相4獲得

[メイン] GM : ネツァクの考察通り、これは3→2→1って出来事になってる

[メイン] ネツァク : やっぱりそうですか

[メイン] GM : シナリオに乗っかれば2までは見れる

[メイン] GM : まぁ乗っかるっつっても

[メイン] GM : 「だるまさんがころんだ」で動かないといけないわけだから

[メイン] GM : それはそれで怖いだろう?何が起こるか分からないのだから

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : ……なるほどな

[メイン] ネツァク : これはですねえ
クラクラですしね

[メイン] フェイト・テスタロッサ : なるほどなぁ…

[メイン] GM : そこを踏み越えて、それでも幕間に飛びつく、それがクラクラPC

[メイン] ネツァク : 幕間多い方がいいじゃないですか

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : そうだな…

[メイン] GM : 幕間追加があったら何でも飛びついた方が良いよ
例えヤバい選択でもね

[メイン] ネツァク : これがPLの考え

[メイン] ネツァク : で、それをどうやったらPCの考えに持ち込めるかを考える

[メイン] GM : だから俺はね
・良い意味でも悪い意味でも「狂人」じゃないとグッドエンドは得られない。
こう書いた

[メイン] ネツァク : それもいい訓練になると思いますよこのゲーム

[メイン] GM : そうそう、そのつもりで俺このシナリオ作った

[メイン] フェイト・テスタロッサ : なるほどなぁ

[メイン] GM : んで、真相

[メイン] GM : 真相1:元凶/破滅者
この「異世界」を作り出した元凶は、子どもの霊だ。
遊んでいる最中に命を落としてしまうも、自分が死んでしまったことすら理解できず、まだ遊びたいという強い意志の下、この「異世界」を作り出し、「だるまさんがころんだ」で遊んでいる。
人の命を弄ぶような遊び場を作り出すという異常性が見られるように、このように狂ってしまった原因がどこかにあるはず。
それを解決できれば、この元凶は二度とこの「異世界」を作り出すことはないだろう。
そして、それを知るためには深淵を覗かなければならないだろう。

真相2:退散/消滅
この「学校」内に、元凶は潜んでいる。
この異世界から帰るためには、元凶を倒す、或いは満足させる必要がある。
ただし、前者の元凶を倒すを選択し、帰還したところで、元凶の執念があり続ける限り、ずっとこの「異世界」は在り続けるだろう。
元凶を満足させるには、元凶の過去をもっとよく知る必要がある。
過去を知るためには、この「異世界」で自身を死に近づけるような強烈なショックを与えると、元凶の意思とリンクし、その記憶を垣間見ることができるだろう。

真相3:背景
「風呂場でだるまさんがころんだ」
これは、霊を誘き寄せてしまう、やってはいけないものであり、結果的にあなたはその霊によって作り出された「異世界」に閉じ込められた。
行方不明事件の元凶も、その霊である。
元凶は、何かしら怨念を秘めており、それによりこの「異世界」を形成、そしてあなた達の命を弄んでいる。
満足させるには、その怨念を解消する必要があるが、それを知るには元凶の視点に立つしかない。

真相4:解決方法
※とある幕間後、もしくは「密談」「狂気:知恵」でないと得られない情報。
元凶は子どもの霊であり、学校でいじめられていた。
しかし、そのいじめすら本人は自覚しておらず、そんな無垢で無知な子どもであった。
彼は、「だるまさんがころんだ」の鬼を押し付けられ、そして彼を置いて"友達"は嘲笑いながら別の場所へ行き、彼を置いて行った。
そんなことも知らず、彼は「鬼」を演じ、"友達"を探すために山の中へ足を踏み入れ、そこで崖から身を落とし絶命。
しかし、それでも彼は「鬼」を演じるという、健気な想い……いや、狂気により、「異世界」を作り出した。
根本的な解決……つまり、この「異世界」を消滅させるには、彼に「死」を自覚させなければならない。
あなたは、「浅田 悠人くんの遺影」を手に入れる。
そして、「終章:最後の戦い」で「死を伝える」というアクションができる。

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : これは、俺とネツァクが受け取ったな

[メイン] GM : 鶏、セコ、この世に無い顔作者に見せてやりたい

[メイン] GM : 真相ってここまで書くもんだぞぉ!!

[メイン] フェイト・テスタロッサ : だめだった

[メイン] ネツァク : そうっすね~

[メイン] GM : 全部の真相に共通するのは
"「元凶」の視点に立て"

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : ここまで書いてくれるとありがたいな…対処法もパッと浮かんだ

[メイン] GM : じゃあその視点に立つってどういうことなんだろうってことで

[メイン] GM : 幕間踏んでみるか~で踏むと

[メイン] GM : あれ?これ元凶の視点じゃん

[メイン] GM : になる

[メイン] ネツァク : まあ過去を知るためには~って方法が知れるので真相2は強いですね

[メイン] GM : そうそう、一応ガチャ要素も用意したわけさ
だから真相2が大当たり

[メイン] フェイト・テスタロッサ : なるほどなぁ…

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : なるほど

[メイン] GM : で、幕間ってさ、本当に自由にやっていいんだよね

[メイン] ネツァク : ただこれ気づけなかったのミスですね
密談すれば知らないことも知れるので…

[メイン] GM : それこそ「密談」しまくって真相4炙り出したっていい

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : 密談

[メイン] GM : サプハラねこれ

[メイン] フェイト・テスタロッサ : サプハラかぁ

[メイン] ネツァク : 真相教えるからお前の真相くれ(^^)ってやつ

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : サプリ持ってない〜🌈

[メイン] ネツァク : 🌈

[メイン] GM : そうそう、互いの持ってる真相を交換
で、どっちも持ってる真相だったら、新たな真相公開っていう、そんな感じ

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : なるほど…

[メイン] GM : で、俺はどの狂気でも一応だるまさんだでも動けるようにはした

[メイン] GM : そのためのモブ設置

[メイン] GM : モブはどんどん死んでいってるわけだ

[メイン] GM : 庇護欲とかねぇ、耐えがたい光景だもんなー

[メイン] フェイト・テスタロッサ : もっと耐え難いのが居ました

[メイン] GM : だから動いちゃうかもしれない、そして欠損
秘匿幕間追加になる

[メイン] ネツァク : 頼む…寝かせてくれェ…!

[メイン] ネツァク : これは場面を想像できなかった僕の負けです
毎回起きてるもんだとは思ってなかった

[メイン] GM : PCの立場になってみて考えてみてほしいね、5分刻みにだるまさんがころんだをずっとやり続けなければいけない

[メイン] GM : そうそう

[メイン] GM : 当事者意識だね

[メイン] GM : 動いたらもしかしたら死ぬかもしれない、死ななくても激痛が走る

[メイン] GM : そんな状況にいるわけだから

[メイン] フェイト・テスタロッサ : まぁそれもそうです

[メイン] GM : 発狂して当然だよね

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : 正義が思う存分できる状況で楽しかったです 

[メイン] ネツァク : だからその場面を読み込むことが出来れば
さらに美味しくRPが出来たんですよねえ

[メイン] GM : そうそう

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 大事だねぇ気合は…

[メイン] GM : 俺はカードにそこらへんじっくり盛り込んだつもり

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : いい盛り具合だったな…

[メイン] フェイト・テスタロッサ : ですねぇ

[メイン] GM : まぁそんなわけで!それでもみんなグッドエンドを掴んだわけだ!

[メイン] GM : おめでとう!

[メイン] GM : いい狂気RPもできてたしな!

[メイン] ネツァク : うわ!ありがとうございます!

[メイン] フェイト・テスタロッサ : うわ!ありがとうね!

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : うわ!ありがとう!

[メイン] GM : ちゃんとフワフワじゃなく
それぞれの行動方針が見えてたから、物語になってたわけだ

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 滅茶苦茶禁忌して楽しかったよ

[メイン] GM : だろう??

[メイン] GM : これが狂気同士の絡みだ

[メイン] ネツァク : ソロシナリオしてた
笑ってくれ(^^)

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 相性が悪いとこんなに地獄になるなんて

[メイン] GM : フェイトはもう、見てて気持ちよさそうだった

[メイン] GM : ネツァクは仕方ない
それはそうと睡眠欲はしてた、間違いない

[メイン] GM : 例え周りがどんどん死のうが、眠いもんは眠い

[メイン] GM : そんな狂気だったし

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : 反応が良かったので張り切った。

[メイン] ネツァク : それはそうです

[メイン] GM : ヴァルは良かった、とにかくよかった
文字通り、正義に狂っていたと思う

[メイン] GM : まさしくクラクラPCだった

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 庇護欲は一人にロックできないとか弱い生き物です

[メイン] ネツァク : フェイトさんはヴァルさんの上げ要因になっちゃってましたからね
もっと別の所見つけてもよかったかなぁって気もします
ただこれも相性そうなので難しい

[メイン] GM : フェイトはそうだね、どうにかしてPCを依存対象にしようとしていたのが見受けられた

[メイン] GM : ただ俺は、クラクラは事故の宝庫だと思ってるからさ

[メイン] GM : だからモブを用意した

[メイン] GM : 好きなモブを提案して良かったんだよ

[メイン] フェイト・テスタロッサ : でも正直アレも美味しかったんじゃないかなと思わなくもないんですよね

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : 落とす所を用意しよう、と思ってすっかり忘れていたな…

[メイン] ネツァク : クラクラなので自由!

[メイン] GM : まぁそうだね、禁忌に触れそうになって狂いそうってRPもめちゃくちゃ美味しい、間違いない

[メイン] フェイト・テスタロッサ : 本物のどうしようもない相手にズタズタになってる未熟さですし

[メイン] GM : ただモブはしょせんモブ、途中で当然死んでもらうから(^^)

[メイン] ネツァク : 他システムだとここから上げ欲しいけど
クラクラだと禁忌がありますから

[メイン] ネツァク : あとそうですねえ

[メイン] ネツァク : フェイトさんはそれこそ、足が欠損して動けないモブとか作っても良かったかもですね

[メイン] フェイト・テスタロッサ : あ~…

[メイン] GM : そうそう

[メイン] フェイト・テスタロッサ : はやてちゃんが産まれて死ぬ…

[メイン] ネツァク : また死んでる

[メイン] GM : 悲しいだろ

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : 悲しいな

[メイン] フェイト・テスタロッサ : まぁ個人的には中途半端にリカバリーするより最後まで未熟なままも美味しいのでアリとします

[メイン] GM : ああ。

[メイン] GM : 実際フェイトは良かった

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : ああ、良かった

[メイン] ネツァク : それはそうですね

[メイン] GM : というわけでお疲れシャンだ!!

[メイン] フェイト・テスタロッサ : お疲れシャンです~!

[メイン] ネツァク : お疲れシャンです

[メイン] クリストファー・ヴァルゼライド : お疲れシャン!